2024年11月28日

デザイナー戦略展開のすすめ

モノづくりがデザイナーの仕事です。一つの商品を世に送り出すという大切な仕事をしています。今までないものを送り出すこともあり、今まであったもので人々が忘れていったものをリバイバルさせるような仕事もあります。

リニュアルコンセプト、見直してみましょうといった商品もあります。見た目を変えるだけでヒットすることもあります。

世に出す商品の特徴をそれぞれ考えてみましょう。

それは、狙う市場と商品のマトリックスで分類していく事が必要です。

その1. 現商品(既存商品)これをAとします

その2. 新商品(開発商品)これをBとします

その3. 既存市場(今までのお客様・・例えば飲食業でいえば昼食市場とか居酒屋市場とか、今まで自店に来られている客等)これをCとします

その4. 新市場(今までのお客以外のお客)これをDとします

 以上の4項目の組み合わでマーケットインを図っていくのです

 AをCに展開する場合は現商品をいかにブラッシュアップしていくかが最大のポイントであり、品質の向上や価格見直し、商品ポジションの変化などの戦略展開になりましょう。又AをDに展開する場合もあります。新市場に現商品で展開するという事は、販売チャネルの増加。飲食業でいえば配達とかテイクアウト、キッチンカーの活用等による出張販売などが考えられます。

次にBをCに展開・・新商品を現市場にマーケットインする場合は新たな広告宣伝による告知戦術が不可欠です。新しいデザインなど、その媒体などをデザイナーは提案していくという事になりますが、現市場に定着するまでに時間がかかるようです。口コミの仕掛けが大事だと考えています。

 BをDに展開とは、新店舗の展開という事になるでしょうから、今までの3通りとは別次元の話になります。この展開に関してはかなりのエネルギー、知恵とと資金と人材、アナリストの情報などが不可欠です。

 手っ取り早い戦略は現市場に新商品といったスタイルが効果的ではないでしょうかとデザイナーは考えています。


 図はテイクアウトを始めたいという戦術で現市場に新商品という考え方です。B×Cの構図です。

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2024年11月22日

筆文字やデザインの心構え

どんな事を考えていかなくてはならないでしょうか、職業としての「デザイナー」とは何なのかを今一度考えてみましょう。デザイナーだから絵を描く、文字を書きそれをそろえる、イラストを描く、それを配置する。背景の色を考える、クライアントと打ち合わせしながらコンテンツを完成させていく。アナログで思考しデジタル化する。これらが一連となって仕上がっていくデザインという商品。しかし、これらの一連の作業はすべてクライアントにとっての手段を提供することで報酬を受けるのです。

 デザインはある種の問題解決のための手段であるという事をまず認識します。

ということでありますから、デザイナーは色々な業界のビジネスの流れや仕組みを知っておく必要があります。

 デザインの仕事といっても、以上の理由から専門的にある業界に精通していて、その業界に特化したデザイナー、

全般的にどんな業界のことも対応しますといったデザイナー・・・様々ではあります。いずれを選ぶかはデザイナーの心構え次第ですがいずれにしても消費者の動向だけは知っておく必要があります。

 マーケッターとしての素養が今必要であります。

私の場合はもともとが飲食店出身ですので外食店、旅館、ホテルなどのお客様商売に強いデザイナーという事になります。これらのビジネスモデルのすべての段階、特に立地にマッチするデザイン、店内の装飾、販促の在り方などに精通、さらに料理人としての美的感覚などは体験上から様々なコンセプトに於いての料理デザインを心がけていました。・・・少し宣伝

お客に喜ばれてのデザインだと認識しています。

独りよがりになりがちな職人デザイナーを否定するのではありませんが

目的と手段だけは取り違えないように自戒している次第です。

長山隆 (5).JPG
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2024年11月13日

ハイテクからローテクへ


売上を稼ぐという事はお客様の行動を促し購買活動に至る道筋をステップごとに計画しなければならない。

 飲食店の売上の構成を考えると

売上=客単価×客数という公式になりこの数値を上げるという事が結果的に売り上げとなって行きます。さらに細かく分類してみようその1.客単価はそのお店のコンセプトによって異なります。低価格路線か高単価路線によって数値は変化しますが、プリフィックスといった定食スタイルか、単品主体の併売によるかはともかく、おおむね決まってきます。ランチで1000円から2000円とかディナーで3000円とかという事です。

 ですからお客様の来店動機の一つである単価はそう変化させられないという事です。単価アップは単独値上げというよりもプロダクトミックス、ドリンクとのセットや併売率アップ、新商品の開発によるプラス単価という戦略になるでしょう。

 問題は客数の増加をいかに工夫していくかが肝心となってきます。

ではそもそも客数とはどのように定義づければいいのでしょうか・・

お客様は新規客(はじめてご利用の方)+リピーター客(再利用客)×来店頻度(週一とか月に2回などといったこと)そしてファン客といって口コミをしてくれる客(高いロイヤリティの持ち主でSNS含みインフルエンサー的役割)という具合に分類できるのではないでしょうか。段階を踏むと@最初にお店に来てくれるような広告宣伝・外観・看板なども含む。A顧客との高質接客の実践B情報の持ち帰り・パンフや会員書・メニュー紹介・ランチョンマットなどでお客様の口コミ期待のコンテンツ・・・ryuan主張の手書き絵札(店名・QRコードと店の風景など)をお渡しするという提案をしています

 それらのビジュアルイメージ、メッセージは印象に残りリピーターにつながryuan デザインは思います。

 下記は旅館の絵札集の一つで裏面に旅館名、QR、インスタなどの情報が記されています。





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2024年11月12日

飲食店経営者必見

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2024年11月10日

南阿蘇を歩く

阿蘇郡高森町へ白川水源方面から緩やかな坂道を高千穂方面に車を走らせる。道路を横切るように、南阿蘇鉄道これをこえると所謂町中に入る。


シンボルである阿蘇根子岳を左に下町、上町、を過ぎて左折すると上在をとおり根子岳のふもと上色見という場所の途中にあるのが「ラクダ山」ラクダのこぶの形に似ているからの命名かと思われる。


 もともとこの地方は9万年前の大噴火によって地盤が大きく変化したのだろう とにかく奇岩多し。9万年前の当時の地形がどうだったかわからないが、高い山であったという説もあるがどうやら大きな長い山が繋がっていたらしい。その規模には様々な学説あり・・・


 そこでこの高森は南阿蘇南郷谷といい、阿蘇五岳を挟んでの彼方は阿蘇谷といっている。


ちなみに僕の名前は長山・・長い山と書く、そして隆(たかし) 阿蘇山との因縁があるかも

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故郷の山はなつかしい


 生まれ育った故郷の山々は、昔懐かしい友を思い出し心に感動を与えてくれるもの。立冬を迎えわが故郷の阿蘇の山

 白い雪に覆われるのだろうか、そんな思いを強く持つようになりました

 誰の心の中にもあるのではないでしょうか「故郷への想い」は多くの歌詞があります

 人生の始まりを迎えたその地には、母かいる父がいる山川草木があるそして帰省のたびに迎えてくれる

 友がいる。

 その思い出の地、根子岳が僕の故郷。

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2024年11月06日

アートを商用に活用しましょう

飲食店や旅館の営業ツールとしてショップカード、パンフレット、フライヤーなどと呼ばれている紙媒体が使われています。店名や電話番号等が記入され既存の商品が情報としてデザインされています。

デザイナーRYUANは(私の事)そのデザインがアナログ・手描きであることを推奨しています。それはなぜかの温かみが、人々の心にほんわかとした記憶となるものと考えているからです

世の中の消費活動が「心地よいもの」に対して優先的になっているからです

選択される店づくりのポイントはそれなりに個性的であり自分らしさ、店らしさ、を訴求する必要があります。そのらしさとは、立地環境であったり商品特性であったり、サービス内容であったりするのですが、その内容をイラストにしてアピール、なおかつQRコードにて自店のインスタグラムやホームページに誘導させる又はLINEのアドレスなども有効であり常に新しい情報を掲載しておくという方法をとる。これは当たり前のようにどのお店もやっていますが片面がアナログのスケッチだったり絵だったり、墨絵だったりは稀少であろうと考えています。

 まさしく「個性の時代」における「お店のアイディンティティ」「ブランディング」の第一歩であると考えています。

 人々の印象に残る商品やサービスや店舗の雰囲気や周りの景観、山や海、建物やお店の中の特徴的な小物や季節の花なんかを手描きにして

 お客様にもって帰ってもらいましょう、そのお客様はその特徴のあるカードをお友達に見せながらあなたの店を自慢しながら紹介してくれるでしょう。

 まずはお客様の情報発信欲に火をつけましょう・・・

という事で本日の一筆。

この景色が見えるお店のカードです。この片面に店名とQRコードがついてきます。
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posted by 筆文字や隆庵 at 09:47| Comment(0) | イラストデザイン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする