自分が一体何者かと日々確認することを大切に思っている。
何者であるかをという事は同時にどんな役割を持っているかについて日々考えているという事になる。
さらに何者であるかという事は自らの人生という歴史の中で体験によって培われているように後天的な要素をももっているといえるのである。
そもそもの生まれ持った性格に周囲の環境や教育、親の在り方の影響を受け人格を形成していくのである。
少年期、青年期、中年期とそれぞれの年代に応じた問題解決の連続というのが大きく自分を構築していく。
その時々の役割、立ち位置によって解決すべき課題のありようは異なるもののいずれにしても問題解決への努力が自らのアイデンティティに大きな影響を与えていくのであろう。
本来の自分は「徳を高める」という目的のために今を生きているのにその目的を忘れ物欲のとりことなり、そのためにあらゆる問題を惹き起こしていく。
それぞれの問題解決のために
自分でいう言葉は自分の耳で聞くことが大事
自分の立ち振る舞いは自分の眼で見ることが大事
そうして、自分で見自分で聞いて心に恥じることがなければ人もまた敬服するであろう。
「人のふり見てわがふり直せ」
人生には順境もあれば逆境もある。これは栄枯盛衰の自然の法則で少しも不思議ではない。
だが順境の中にも逆境はがあり逆境の中にも順境がある。
だから逆境にあっても不満や自暴自棄の気持ちを起こさず、順境の中にあっても慢心や怠る心を起こしてはいけない
ただ敬の一字をもって終始一貫とするが良い。
心静かに自然が生み出す草花をみていると少しも無理なく強いてやってやろうという気構えは全くない・・・
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