2025年06月04日

デザイナーの仕事と役割

自分が仕事として考えていることが一体何なんだろうかと、自らを棚卸ししてみることがたまには必要なんです。いったいどんな役割を持ちどういう結果を周りにもたらすのかという視点で考えてみたいと思います。

 仕事としての位置づけですから当然@まず自分の商品(技術力・感性の表現力・競争力)がなんであるかを自覚しかつ周囲の方に伝わっているかという点を理解していなければならない。という事はA具体的な業界、自分はどの業界のことについて熟知していているか、どんな業界にも当てはまるといった仕事は薄っぺらな話であって私のようなフリーランスは、業界に特化することが必要なのです。マーケティングコンセプトを構築する際に顧客は誰かと問いかけるように、どの業界のどんな会社(店舗)かといった「ペルソナ」を考えていく事で顧客のセグメントを行うことでBその顧客の問題点を探っていくことによって真の顧客満足度を獲得することができるCつまりデザイナーの仕事は自らの商品がクライアントとエンドユーザーに対してと二者の満足度向上が寝止められているのですね。Dさらにクライアントの事業展開においてどんなメリットを与えるのかを考えます。つまりその会社なり店舗の損益計算書もしくは貸借対照表のどの勘定科目に変化を与えるのかをも考えておくことが大切です。

 私に支払われる対価はどの勘定科目に属するかといえば大抵「広告・宣伝費」という事なんでしょうが、私の目標とする仕事の位置づけは「貸借対照表」における無形資産の一部として成立していきたいと考えているわけです。デザインというかアートというか、そのことが資産価値を得ていく。これこそがデザイナーの生きる道なんだと信じて日々邁進しているわけです。

デザインはコストではなく資産なんだという事を訴えていきたいと、考えているのです。

 さて、現代の商業環境について今一度整理してみましょう

大まかに消費者というくくりで、彼らがどんな購買活動をしようとしているのか、売上を稼ぐという事はとりもなおさず消費者の行動によって生じるもので

行動の源はどういった心理状態によるものかと考えを深めてみたいと思うのです。感情が行動促進の根源にあるという事はすでに承知であれ、感情を揺さぶるという事がマーケティングの極意ではあるのです。物が売れない時代という事は大抵のものは行き届いているという事なのです。

 その中においても感性を感じるものは優先的に売れているのです。

感性消費とはもう何十年も前から言われている事で、それこそブランディング

の良否こそが企業間競争の核となっているようです。

 考えてみよう・・・

キーワードは「心地よい」か「好感」か「便利」か

トヨタと日産の差は何処にあるのでしょうね? 考えてみましょう・・・宿題
posted by 筆文字や隆庵 at 16:47| Comment(0) | イラストデザイン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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