2025年01月09日

旅館コンセプトの事例

どんな物語を提供するのか、その方針を決めるのがコンセプト。

コンセプトはお客と旅館との接着剤のようなもの。

物理学の法則の中に「波長共鳴の法則」というものがあります。コンセプト表現のためにどんな波長を発信するのかは重要な要素です。表現のためのアプリケーションを展開するには、この施設に関係するすべての人に共有してもらわなければならないという事を知っておきましょう。関係者とは、設計者、施工業者、金融機関、地域の有力者、ビジュアルデザイナー、インテリアデザイナー、もちろん働いてくれる社員、スタッフ、オーナー、管理者 広告制作者広告媒体のコンテンツデザイナー、そしてお客様・・・

 これらの人々によって一つの旅館が存在していると考え、計画しそれを実行しなければなりません。

 冒頭の画像は山林を開発し、切り開いた木々を製材し建物を建築しその山間を整備し、温泉旅館を開発した事例。

 「自然とともに生きている私たち」といった主張をこめて全部で13棟の離れ形式の佇まいを演出した旅館。

 コンセプトは「失われつつある日本の原風景」ということで、素朴感、ときめき感、懐かしい田舎感・・・をふんだんに展開

 敷地には水田在り、畑在り、小川が流れ、夏には蛍が飛び交うそんな空間をお客様に楽しんでもらってる旅館

 私はこんなショップカードのデザインを提供しています。

IMG_5259.JPG

posted by 筆文字や隆庵 at 14:09| Comment(0) | イラストデザイン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]