日本には、春、夏、秋、冬という四季があります。
その四季はさらに15日づつ6つの季節に分かれます。
夏に関して言えば
立夏、小満、芒種、夏至、小暑、大暑という季節に分かれ
春、夏、秋、冬、合わせて、これを二十四候といいます。
この15日づつの節気を5日づつ三分割したものが七十二候です。
七十二候は農業を中心として暮らす日本人の知恵であり
四季を楽しむこころの豊かさと言えます。
本日、5月29日は夏という季節の中の『小満』の候で
万物が次第に満ちてくる頃。
クワノ実など山野の植物は花を終えて実をならせる季節です。
『小満(しょうまん)』は初候、次候、末候とわかれ
本日29日は、次候『紅花栄う』という季節です。
その名の通り 紅花が咲きだす季節です。
忙しさに追われる日々の中
ゆっくりと季節を感じる心を大切に
生きていきたいと思います。